飲食店で失敗しない職場の選び方について(面接編)【その4】変形労働時間制について知っておこう

変形労働時間制について知っておこう

前回の【その3】みなし残業代にご注意をにつづいて、今回も残業代に関する記述です。
残業代は、法定労働時間を超えると25%の割増賃金(残業代)が発生します。法定労働時間は1日8時間労働を超えたかどうかで確認するのが原則です。変形労働時間というのは、日のチェックを不要にして、で法定労働時間を超えたかで確認されると理解すればわかりやすいと思います。

<法定労働時間>

日=8時間
週=40時間
月=177.1時間(31日)
  171.4時間(30日)
  165.7時間(29日)
  160時間(28日)

→年平均173時間

変形労働時間制の規定

〇〇会社就業規則 〇〇条
「所定労働時間は、毎月1日を起算日とする変形労働時間制とし、対象期間は1ヶ月を平均して1週間40時間以内とします。」

こういう規定が就業規則や賃金規定にあれば、変形労働時間制が採用されています。
この規定があれば、1日8時間超えても超過時間とならず、月が超えていなければ残業代は発生しないという意味になります。

みなし残業代とセットになる

前章で説明したみなし残業代規定変形労働時間制がセットになると、1日8時間以上労働予定、月200時間程度労働予定で、固定給になります。

規定がないなら1日8時間

就業規則や賃金規定にこの規定がなければ、原則通り1日8時間労働を超えたら割増賃金が発生します。
飲食店は長時間労働が予定されているので、この規定はほぼ当然にあると考えてよいと思いますが、規定がないのに変形労働時間制に基づいて残業計算されると嫌な思いをします。面接の段階で、規定の有無を確認し、規定がないなら「1日8時間を超えたら残業代が出ますか?」と確認しておくとよいでしょう。

次へ 【その5】昇格がどのようにされているか