まずは費用を把握する
【その1】美味しいと利益が出るのはノットイコールで書いたように、数字(経理)を見ていないと、どこで余計に費用がかかってるかわかりません。この状態で売上をどれだけ上げようと、またいつお金が底をつくか恐怖感が先立ってしまい、さらに利益を出すための給与のベースアップや大掛かりな補修などに気持ちが向かいません。費用項目がはっきりわかっていれば、儲かったときも戦略的にお金をつかえるようになります。
費用は、原価、人件費、販管費
お金がでていくポイントは原価、人件費、販管費の3つです。このうち、最速で着手できるのは原価です。人件費は、必要以上に落とすと困ったときに人手がいない、モチベーションが上がらず売り上げにもマイナスになるので、むしろ売り上げがあがるように人材教育をしていくものだと思います。これは時間が必要です。販管費はいろいろありますが、原価交渉できるようになると派生的に落とせるところがでてくるかもしれません。
改善の時間軸は原価、人件費、売上の順
原価を落として、人を育てていく、こうするうちに、売上をあげる方法がいくつも出てきます。そこで、次から原価を落とすことについて触れていきます。