飲食店で失敗しない職場の選び方について(経営編)【その11】食べログと自社HPについて

食べログと自社HPについて

食べログと自社HPは、お店の主たる2大看板です。食べログは、検索して訪れるためのツールです。自社HPは、お店のブランドを知ってもらうためのツールです。

食べログ 検索して訪れるためのツール

食べログは、決まったフォームで作られているのと検索上位に出てきやすいので、お店の確認がしやすく、初めて来店するときの地図と電話番号の確認にとても便利です。

知らぬ間に自分のお店が登録されている場合もありますが、ネットであるか検索してみましょう。
なければ、こちらから無料登録できます。

食べログは、お客様の投稿による点数評価とクチコミ、写真、それに地図、電話番号がメインです。有料サービスにすると、大きい写真をトップ画像に貼れるのと、自分で文章を編集できるようになりますので自社HPを兼ねることができます。また、予約機能がつきます。

自社HP お店のブランドを知ってもらうためのツール

ホームページは、プロに有料で作成してもらう場合から自作の場合もあり、仕上がりもさまざまです。
制作に力をいれれば、見やすいトップ画像、メニュー画像、店舗紹介、デリバリー情報、さらに求人募集やアンケート、twitterなどのSNSをリンクさせることもできますので、お店の情報発信の旗艦サイトとして、ブランディングをすることができます。他店舗展開ならグループ店舗を紹介することが可能です。一方で、ホームページは自由なデザイン性から、場所や電話番号がどこにあるのか一見でわかりにくい場合もありますので、それらは食べログの得意分野といえましょう。

無料、有料の使い分け

初めてお店を出店する時は、一切お金をかけず食べログ無料サービスだけで勝負するのはよい考えだと思います。あとは食べログ有料サービスが一応の検討材料です。大きい写真と魅力的な文章を用意できますが、実感としては、それだけで人を呼べるということはなかったと思います。

そのほかの有料サイトについて

そのほかの有料サイトについても言及します。
安い有料サイト(月2万円くらい)は、担当者が一回だけ画面を作り上げ、あとはお任せされることが多いです。しかし、こちらで編集する時間まで捻出するのは大変で、放置になってしまうことが多く、月額の課金がもったいなくなります。

高い有料サイト(月10万円くらい)は、担当者がカメラマンと共に毎月訪れ、担当者が随時編集してくれます。

店舗の利益率から逆算

私は、このようなサービスを導入するかどうか決めるときに、店舗の利益率から逆算することが多いです。

利益率が10%であれば、月に10倍の100万円売り上げを上げる見込みがたつなら、その10万円を捻出できます。

自社HPに100万円製作費がかかるなら、1000万円売り上げがあがることが必要です。1年で1000万円なら月83万円売り上げが伸びなくてはなりません。

2年3年5年で計算するならもっと安くなりますが、予算ギリギリのときに2年3年5年の計算をしても意味がありません。まずは1年でどれだけ売り上げをあげられるかが優先されます。それでいうと優秀な有料サイトは、記事コンテンツがアップデートされるので、その記事を他コンテンツに流用すれば、100万円のホームページに勝ることになります。

一年だけ優秀な有料サイトを利用し、売り上げを上げて、そこでやめる。得た記事やノウハウを自社ホームページの制作に使う方法がコストパフォーマンスに優れている気がしますが、ちょっと理屈っぽいですね。

お店は1店舗1店舗違いますので絶対解はありません。

3つのアドバイス

ここでのアドバイスとして、はじめはとにかくお金をかけないこと、サービスを導入するか悩むときは、そのサービスの10倍の売り上げが期待できるかを一応の指標にすること、使ってないサービスは解約すること、に留めておきます。

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