飲食店で失敗しない職場の選び方について(履歴書作成編)【その1】素直で明るく聡明な人柄であることが伝わるように

履歴書は大切

アポを取り終えたら、履歴書作成です。
履歴書から、素直で明るく聡明な人柄であることが伝わるようにしましょう。
2名中1名しか採用できないのであれば、履歴書がよいほうが採用される可能性は高いです。
また、履歴書はそのまま会社の人事資料として、誰を店長にするかなどで数年後に読み返されることがあります。そのときによい履歴書だとなにかにつけ好印象です。履歴書は採用された後のことも考えて丁寧に作成しましょう。

1 手書きか、タイプか 

綺麗な手書きがベストです。
手書きは人格が伝わってきやすく、印象に残りやすいからです。
字を書くときは、意識して、ゆっくり、大きく、丁寧に書くことを心掛けましょう。
汚い字は雑な性格、癖のある字は癖のある性格を連想させます
字が綺麗でなくても、市販のボールペン字で練習すれば綺麗に書けますので活用してもよいでしょう。

2 写真、笑顔 

笑顔は好印象です。
自撮りするときは影に気をつけてください。照明が足らないと目の周りが黒くなり暗い印象を与えます。
写真は枠にそったサイズで出力します。小さいと見栄えが悪く、大きいとゴーイングマイウェイな性格なのかなという印象をもたれます。
糊はしっかり貼りましょう。セロハンテープだと数年後剥がれている場合があります。

3 生年月日、連絡先 

どちらもしっかり書きましょう。生年月日は保険手続きなどで大切です。連絡先はふりがなも忘れずに。古河市大山だと、「ふるかわしだいせん」なのか「こがしおおやま」なのかわかりません。

4 学歴、職歴 

高校生、大学生は、小中学校卒くらいから書くとボリュームがでます。一行目には「学歴」といれると構成が締まります。社会人の方は「職歴」も入ってきます。業務内容も「営業担当として従事」「販売担当として従事」と端的に説明できれば好印象です。経験豊富で職歴も多いと書くことも増えてきます。無駄なことの書きすぎはマイナスです。ひけらかすことなく、相手に伝わりやすいかの視点でチェックしましょう。

5 免許、資格 

あれば書きましょう。
個性のある資格なら、面接官から興味を持たれると会話のきっかけになるかもしれません。面接官が複数面接するときは記憶に残りやすくなります。

6 志望の動機 

下調べのときに感じた自分の気持ちを素直に文章にすれば、自然とボリュームを出すことができます。
なお履歴書によっては、「志望の動機」と「特技」が一つになっているタイプがあります。書き方が難しくなってしまうので、別れているタイプの履歴書を選ぶ方が書きやすいです。

7 特技 

特になくても問題ないですが、あれば免許、資格同様、興味をもたれるかもしれません。

8 希望曜日及び勤務時間 

この項目の有無は履歴書によりますが、面接で聞かれるポイントですので、あるなら記載しましょう。
特に希望がなければ「無」と書きましょう。制約がないぶん、お店から「雇いやすい」と思われます。

9 通勤時間、交通機関 

お店からすると、短い時間ほど望ましいです。
なぜなら、遠いほどに、交通費が高くなり、交通遅延の可能性が高まるからです。
通勤時間が一時間を超えると大丈夫かどうか聞かれます。
またバスと電車両方用いる場合は交通費も高くなります。そのぶん雇われにくくなることは念頭にいれておくとよいかもしれません。

10 扶養家族、配偶者、扶養義務 

ありのまま書きましょう。扶養家族があれば、それ相応の収入が必要な方だと思われますので、長時間シフト希望なのか、ダブルワークする予定なのか確認されるポイントになります。

履歴書を作成するにあたって

飲食店が採用したいスタッフは、素直で明るく、聡明な方です。
それを履歴書に込めましょう。

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